Natureは、3月1日より運営している電力小売事業「Natureスマート電気」において、電力量料金単価が固定額の新料金プラン「固定単価プラン」を追加する。新プランは5月に提供を始める予定。利用申し込みの受付はすでに開始している。
Natureスマート電気は、東京電力および関西電力のサービスエリアを対象とする電力小売事業。現時点で利用可能な料金プランは、市場価格に連動して電気料金(電力購入料)が変動する「スタンダード(市場連動プラン)」のみ。5月には同社製スマートリモコン「Nature Remo」との連携機能を追加し、電力量料金の単価に応じて家電機器を自動操作できるようにする。
新たに提供を始める固定単価プランは、基本料金が無料で、電力量料金単価が固定されている。1kWhあたりの料金は、東京電力エリアが26.4円、関西電力エリアが22.4円。これに燃料調整費額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算される。また、デマンドレスポンス制度を設け、電力使用量の多いピーク時間を避けて電気使用した契約者には、将来的に特典を提供する計画。
Natureは、「電力市場価格に連動して単価が変動する市場連動プランは不安という方にも、気軽に始めていただける」と説明している。
なお、現在スタンダード料金プランで契約している顧客も、5月には固定単価プランへ変更できる。
Natureスマート電気の紹介ビデオ(出典:Nature/YouTube)
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