スマートリモコンと連携して節電できる電力小売事業「Natureスマート電気」--3月1日開始

 Natureは、東京電力および関西電力のサービスエリアを対象とする電力小売事業「Natureスマート電気」を開始した。

電気料金に応じて電気の使い方を決める(出典:Nature)
電気料金に応じて電気の使い方を決める(出典:Nature)

 開始時点で用意されている料金プラン「スタンダード」の電気料金(電力購入料)は、市場価格に連動して変動する。具体的な1kWhあたりの電力量料金単価は、契約者向けマイページから翌日分が確認できるようになっており、高いときは電力の使用を控え、安いときに消費電力の大きな乾燥機などを使う、といった対応が可能。また、電力卸売市場の価格高騰に備え、電力購入料の上限価格は100円に設定する。

 2021年5月には、同社製スマートリモコン「Nature Remo」との連携機能を提供し、電力量料金の単価に応じて家電機器を自動操作できるようにする予定。たとえば、電気代が高くなる時間帯にエアコンの設定温度や風量を自動調整することで、快適さを維持しつつ電気代の節約する、といった制御が可能になるという。

マイページで管理(出典:Nature)
マイページで管理(出典:Nature)

 なお、利用にあたっては、「30分ごとの市場価格×30分ごとの電力購入量」で金額の決まる電力購入料に、以下の料金が加算される。

  • 託送料金(基本料金):契約電流に応じた金額
  • 託送料金(従量料金):エリアごとの単価×使用量
  • 事業運営費:4.5円×使用量
  • 再生エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金):年度ごとの単価×使用量

Natureスマート電気の紹介ビデオ(出典:Nature/YouTube)


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