人気の動画共有アプリを手がけるTikTokは、ユーザーが互いに思いやりと敬意を持って接するコミュニティーを育みたいと考えている。この目的を踏まえ、TikTokは3月11日、同プラットフォームでのいじめや嫌がらせに対処する新機能「すべてのコメントのフィルタリング」を導入すると発表した。
この新機能により、ユーザーは自分のコンテンツに対して送信されたすべてのコメントをフィルタリングして確認し、動画と一緒に表示させるかどうかを判断できるようになる。これまでは、スパムまたは不快な言葉やキーワードを含むコメントしかフィルタリングできなかった。
11日に発表されたもう1つの新機能は、有害または不適切かもしれないコメントを投稿しようとしているユーザーに思慮を促すものだ。ユーザーが「醜い」などのコメントを書き込もうとすると、コメントの内容を再考するよう促すメッセージが表示され、投稿する前にコメントを編集できるようになる。
TikTokは発表の中で、「TikTokは、コメントがコミュニティメンバーがクリエイターとつながるための重要な表現ツールであると考えており、敬意を持ったコミュニケーションを促進する方法を引き続き開発していきます」と述べている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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