freeeは3月10日、電子契約サービス「NINJA SIGN」などを提供するサイトビジットの発行済株式の70%を取得し、連結子会社化することを発表した。株式取得の実行は4月1日を予定している。サイトビジット代表取締役の鬼頭政人氏は、株式取得後も同社の株式を約30%保有し、代表取締役を継続するという。
サイトビジットは、企業向けに電子契約サービスや法曹関係者向けにオンライン学習サービスを展開。特に電子契約サービス「NINJA SIGN」は、契約締結・管理だけでなく契約作成までをクラウド上で統合したUXを強みに急成長しているという。
今回の子会社化により、freeeグループは急成長する電子契約市場に参入し、統合型クラウドERPで法務契約業務をカバーするとともに、会計、ワークフロー、人事労務と契約を一体で効率的に管理できる仕組みの構築を目指す。
また、電子契約をグループのサービスに加えることで、B2B取引をクラウド上で管理する取引プラットフォームの実現に取り組んでいくという。
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