Appleは、米ユタ州の非営利団体Encircleが活動を4つの州に拡大し、LGBTQ+の若者やその家族のためのコミュニティーセンターを提供するのを支援する。Encircleは2017年に設立。家をリフォームして活動の拠点とし、アートスタジオや音楽スタジオ、コミュニティー講座などを提供する。グループや個人を対象に無料および助成金付きのセラピーセッションも提供している。
Appleの最高経営責任者(CEO)であるTim Cook氏は米国時間2月25日、次のように述べた。「すべてのLGBTQ+の人が、コミュニティーや自分自身に対してありのままの自分をオープンにできるくらい、安全で支えられていると感じるべきだ。Encircleは、人々の間の隔たりを埋めて団結させる手助けをし、人がなろうと望みうる最高のものは本当の自分だ、という力強いメッセージを送っている」
Encircleによると、寄付金はアリゾナ州、アイダホ州、ネバダ州および本拠地のユタ州に8軒の新しいホームを開設する取り組みに役立てるという。Appleは、プロバスケットボールチーム「Utah Jazz」のオーナーであるRyan Smith氏とその妻Ashley Smith氏とともに出資した。ロックバンドImagine DragonsのリードボーカルのDan Reynolds氏、その妻であるミュージシャンのAja Volkman氏も、Reynolds氏が子ども時代に住んでいた家をEncircleに寄付した。Appleは今後、100万ドル(約1億640万円)の寄付に加えて「iPad」などの製品を提供する。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス