VRユーザーが集うバーチャル展示会「クロスマーケット2」開幕--146サークルが出展

 ステイホームが長引く中、自宅にいながら世界各国や異世界に旅立てる感覚を味わえる、Oculus Quest 2(Facebook/Oculus)などのVRデバイスに注目が集まっている。

 そうした中、没入感を活かしたバーチャル展示即売会「クロスマーケット2」(クロスマーケットセカンド)が、2月20日~28日まで、VRアプリ「VRChat」内のバーチャル空間で開催される。

来場者が最初に訪れる、クロスマーケット2の「エントランス」
来場者が最初に訪れる、クロスマーケット2の「エントランス」

 ゲーム、ライブ、展示会など、バーチャル空間上ではさまざまなイベントが開催されているが、中でもバーチャル空間内で利用できるアバターやアバター用アクセサリーなど、さまざまな3Dアイテムをバーチャル空間上で売買できる展示即売会は人気を集めている。

 イベントの中には、ゲーミングPCが必要になるなどユーザーを選ぶイベントもあるが、クロスマーケットは、Oculus Quest/Oculus Quest 2、またはVR機器がなくとも一般的なWindows PCだけでも気軽に参加できるのが特徴だ。

日産自動車のロボットカー「エポロ」の展示も
日産自動車のロボットカー「エポロ」の展示も

 2回目の開催となる今回は、2020年5~6月に開催された前回の2倍を超える146サークルが出展。日産自動車やPFU、カシオ計算機など11社が協賛・企画協力している。

エントランスメインタワー入り口
エントランスメインタワー入り口

 パナソニック傘下のShiftallは、2月19日にVRメタバース関連事業への参入とSteamVR用のフルボディトラッキング機器「HaritoraX(ハリトラックス)」を発表。このプロジェクトは、Shiftall代表の岩佐氏とHaritora開発者のizm氏がVRChat内で出会ったことがきっかけという。クロスマーケット2でHaritoraXのVR広告掲示も行っている。

クロスマーケット2の会場は大きく分けて、エントランスと、クリエイターの出展ブースが並べられた「一般出展会場」の2つがある
クロスマーケット2の会場は大きく分けて、エントランスと、クリエイターの出展ブースが並べられた「一般出展会場」の2つがある
アニマルのモニュメントに触れると一般出展会場への入り口が開く
アニマルのモニュメントに触れると一般出展会場への入り口が開く

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