「Googleマップ」に、路上の駐車スペースの使用料や交通機関の運賃をアプリから直接支払える新機能が追加された。米国の一部の都市で提供が開始されている。Googleが米国時間2月17日付のブログで明らかにした。
コロナ禍で物に触れる機会をできる限り減らしたいとの考えから、GoogleはパーキングソリューションのPassportやParkMobileと提携し、Googleマップのアプリから直接パーキングメーターの料金を支払えるようにしたと説明している。この機能が利用できるエリアでは、「Pay for Parking」(駐車料金の支払い)というボタンがGoogleマップに表示されるようになる。また、Googleマップで乗換案内を表示した際に、「Google Pay」アカウントと連携させたクレジットカードやデビットカードで、バスや地下鉄の切符を買うことも可能になる。さらにサンフランシスコなどの一部都市では、市内のバスや地下鉄で利用できるデジタルの「Clipper」カードをGoogleマップから購入できるようになる。購入後は、スマートフォンをカードリーダーにかざすかデジタルチケットを提示するだけで、ユーザーは交通機関を利用できる。
「Android」ユーザーは17日から、ロサンゼルス、ニューヨーク、シンシナティ、ボストンなど400以上の都市で、この駐車料金支払い機能を利用できる。今後、「iOS」にもこの機能が導入される予定だ。運賃支払い機能も、今後数週間以内に世界のおよそ80の交通機関でAndroidデバイスから利用できるようになるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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