Tesla中国支社のプレジデントであるTom Zhu氏の発言は、手頃なTesla車を待ち望んでいる人々を熱狂させるかもしれない。同氏は中国の国営通信社である新華社通信のインタビューで、近く登場予定の2万5000ドル(約260万円)の電気自動車(EV)が世界各国で販売される予定だと語った。
2月9日にYouTubeで公開されたこのインタビューで、Zhu氏は、近く登場する車は中国を意識した設計になると述べた。同氏によると、Teslaが米国外で初めて設置した中国の製造拠点の研究開発センターで準備を進めており、同拠点がこのグローバルモデルのすべてを担うことになるという。Zhu氏はさらに、「車両の設計、車両のエンジニアリング、車両の開発、車両のテスト」がすべて新施設で行われると述べた。
Zhu氏は、Teslaが世界各国での販売を目指す中国製EVについて、この研究開発センターが出発点だと述べたが、新モデルの形状に関する詳細は明かさなかった。最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏は、過去に2度ほど、これがセダンタイプの「Model 3」を土台にし、ハッチバック型になる可能性をほのめかした。ただし、Teslaは過去にシティカーのスケッチも披露したため、Model 3を大幅に小型化したものになるのではとの憶測を呼んでいる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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