YouTubeは米国時間1月28日、アップロードされた長い動画から最大60秒の共有可能な短いクリップを簡単に作成することのできる、新しいクリッピングツールを追加すると発表した。これによって、動画のクリエイターとそのファンは、チャンネルを宣伝して成長させるための簡単な手段を得ることになる。
同社は発表の中で、「コンテンツの短いセグメントを切り取って、動画や配信の一部を共有するための簡単な手段が欲しいという意見が、クリエイターや視聴者から多く寄せられていた。今日からYouTube上で、少数のクリエイターを対象にクリッピング機能のテストを開始し、フィードバックの収集を始められることをうれしく思う」と述べた。
新機能が使えるようになると、YouTubeの動画プレーヤーにハサミの形をした新しいアイコンが表示される。それをクリックすると、視聴中の動画から5秒~60秒のカスタムクリップを作成できる。作成した動画は、FacebookやTwitterなど他のプラットフォームで、ループ再生クリップとして共有できる。クリップへの直リンクや、ウェブサイトに追加できる埋め込みコードも生成できるようになる。
現在のところ、クリップを作成できるのはデスクトップPCと「Android」デバイスだけだが、近いうちに「iOS」デバイスにも対応するという。機能の詳細については、YouTubeのヘルプページに説明がある。YouTubeのエンジニアたちが作成した「紹介」動画もある。この動画からもクリップを作成できるので、それを見て自分で試してみるのもいいだろう。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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