YouTubeは米国時間1月26日、Donald Trump前大統領の利用停止期間をさらに延長することを明らかにした。Trump氏は、自身のチャンネルへの動画投稿を12日から禁止されている。Trump氏の動画に対するコメントも、無期限停止のままとなる。
「暴力の可能性が今も続いていることから、Donald J. Trump氏のチャンネルは引き続き凍結される」とYouTubeの広報担当者は米CNETに対して述べ、「慎重な姿勢を保ち、新たな展開があれば注視していく」とした。
同社は先週、Trump氏の利用停止を延長し、1週間のうちに状況を再確認するとしていた。
Joe Biden大統領の就任式からほぼ1週間というタイミングでの今回の措置となった。6日に米議会議事堂で起き、死者を出したTrump支持者による暴動を受けて、大統領就任式は厳重な警戒態勢の中で行われた。就任式に先立ち、米国中の警察や高官が、現実味のある暴力の脅迫を受けていた。
シリコンバレーの大手企業らは、議事堂襲撃事件における自社の影響力を考慮し、Trump氏の投稿を抑制しようと努めてきた。TwitterはTrump氏のアカウントを永久凍結し、Facebookは同氏のアカウントを無期限停止としている。Facebookは先週、この対応が適切であるかの判断を、独立した監督委員会に委ねることを明らかにした。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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