欧州議会は、Amazon、Apple、Facebook、およびGoogleと親会社Alphabetの最高経営責任者(CEO)に対し、ブリュッセルで現地時間2月1日に開催を予定している公聴会への出席を要請したと、Reutersが報じた。公聴会は2月か3月の別日に開催することも可能だと要請の中で伝えているという。公聴会では各社の支配的地位に焦点が当てられるとしている。
Reutersによると、各社に送付された出席要請には次のように書かれているという。「予定されている公聴会の目的は、世界をリードするプラットフォーム4社のCEOと意見交換し、これらの会社の現在のビジネスモデルや将来のコンセプトについて知ることだ。(中略)この公聴会は、欧州議会の加盟国がデジタル分野の新たな規制をめぐる今後の議論に備えることに寄与するだろう」
欧州議会と欧州委員会は、オンライン上のフェイクニュースや誤った情報の拡散を抑制する方法を模索してきており、その取り組みの一環として、企業に罰金を科すことも検討している。
欧州委員会の公開カレンダーによると、1月25日には同委員会で競争政策を担当するMargrethe Vestager氏と、AlphabetとGoogleのCEOであるSundar Pichai氏とのオンラインミーティングが開かれる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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