チームスピリットは1月14日、同社が展開している働き方改革プラットフォーム「TeamSpirit」について、新バージョンとなる「TeamSpirit Winter’21」の提供を開始した。
TeamSpiritは勤怠管理、就業管理、工数管理、経費精算、電子稟議、社内SNS、カレンダーなど、社員が毎日使う社内業務を一元化したクラウドサービス。今回の新バージョンでは、管理監督者における「勤務時間変更申請」機能を追加。従来のTeamSpiritでは、管理監督者は労働基準法上の労働時間、休憩、休日に関する規定の適用対象外であるため、勤務時間変更申請機能の対象外となっていたが、管理監督者の勤務体系においても、勤務時間変更申請を使用できるようになった。これにより、管理監督者が自身の休日の設定・変更をすることができるようになるとともに、労務管理者は管理監督者の休日取得状況を正しく把握することが可能となる。
このほか、「勤務パターン制御」機能も追加。勤務時間変更申請時に「勤務パターン(シフト勤務時間帯)」の指定は可能となっていたが、申請時に「勤務パターン」を指定できないようにする機能を追加。シフト変更の裁量がない社員が誤って勤務パターンを指定し、シフト変更してしまったり、そもそも勤務パターンを使用しない社員が勤務パターンを指定してしまうと、労務管理上の所定労働時間等が変更されてしまうため、これを防ぐ対応となっている。
そして、アドオン機能のパッケージとして、看護・介護休暇などの休暇個別の取得時間数データの出力を提供する。各従業員の各休暇制度ごとの利用状況のレポート作成、及びデータ出力が可能。このパッケージを利用することで、ユーザー企業は従業員の看護・介護休暇などの制度の利用促進、より柔軟な働き方を推進することが可能となるとしている。
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