「アイマス シンデレラガールズ」新春ライブで見た“オンラインライブの新たな挑戦” - (page 2)

佐藤和也 (編集部)2021年01月11日 19時50分
  • 一覧
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 1日目では、都丸さんによる法子のソロ曲「プライスレス ドーナッCyu▽」(※▽はハートマーク)で多数のドーナツが浮かぶなかで、照井さんによる桃華のソロ曲「愛の讃歌」で会場中に赤いバラの花びらが舞うなかでそれぞれ歌ったほか、ユニット「デア・アウローラ」による楽曲「Secret Daybreak」(飯田さん、洲崎さん)のときには、ステージに神殿が建ち、客席のスペースが水面に変化するという、ARならではの光景が映しだされていた。

「ギュっとMilky Way」(深川さん、牧野さん)
「ギュっとMilky Way」(深川さん、牧野さん)
「ダイアモンド・アテンション」(1日目)(生田さん、桜咲さん、大空さん、鈴木さん、高田さん、都丸さん、松田さん)
「ダイアモンド・アテンション」(1日目)(生田さん、桜咲さん、大空さん、鈴木さん、高田さん、都丸さん、松田さん)

 1日目においては、梅澤さん、河瀬さん、富田さんの3人が、シンデレラガールズの大型ライブに初出演。立花さん、花谷さん、深川さんとともに、新しいことを始めるというのをイメージした「Sing the Prologue♪」を歌ったほか、3人としての持ち歌である「Brand new!」を披露。梅澤さんのフレッシュさを感じるパフォーマンスに加え、富田さんの芯のある歌声や河瀬さんのカッコよさを感じるような歌声もあわさり、何より歌うことを楽しんでいることが伝わるステージとなっており、コメントでも盛り上がっていた。

 ほかにも、鈴木さんによる肇のソロ曲「あらかねの器」では、ARやダンサーによる演出がなく、配信でも高い歌唱力の持ち主と伝わるぐらいに、壮大さを感じさせるバラード曲を伸びやかに歌声を響かせ、称賛のコメントが寄せられていた。また、これとは一転するぐらいのステージであった星希さんによるりあむのソロ曲「OTAHEN アンセム」では、会場からコールの文字が飛び交うなど、ARの演出を含めてカオスな空間を生み出していた。こうした両極端といってもいいステージが楽しめるもの、シンデレラガールズのライブの魅力と思えたところだ。

「あらかねの器」(鈴木さん)
「あらかねの器」(鈴木さん)
「OTAHEN アンセム」(星希さん)
「OTAHEN アンセム」(星希さん)

 もうひとつ、コメントでも大きなざわつきを起こしていたのが、梅澤さん、富田さん、星希さんによる「Take me☆Take you」。3人が演じるあかり、あきら、りあむは、2018年に告知された新アイドル7人のうちの3人で、ほかの4人はそれぞれユニットが組まれていたが、3人はユニットが用意されておらず、Mobage版では「#ユニット名募集中」として登場したこともあるアイドルとなっていた。初期段階ではボイスもついていなかったが、3人ともボイスが付いたことによるステージの実現かつ、飛躍を誓う内容の楽曲を歌ったというところで、コメントでもさまざまな感情があふれるような投稿が見受けられた。

 出演者が総入れ替えとなり、歌われる楽曲も異なるものが多かった2日目でも、ARによる凝った演出が多数行われ、「Joker」(高森さん、千菅さん、村中さん、杜野さん)ではトランプのカードやダイスが多数登場する演出をはじめ、田澤さんによるあやめのソロ曲「Shinobi 4.0 忍者のすゝめ」では、会場内にARの手裏剣が飛び交い、さらに村中さんによる亜季のソロ曲「弾丸サバイバー」では、訓練場をイメージさせるセットに巨大なガトリングガンのようなものから戦闘型のヘリコプターまで登場するなど、ARだからこそできる映像表現を行っていた。

「初夢をあなたと」(森下さん)
「初夢をあなたと」(森下さん)

 加えて、ユニット「サイバーグラス」の楽曲「Needle Light」(田辺さん、長島さん)のときには、メガネ越しにステージを見るという映像演出にはコメントが沸く一幕も。その一方で、藍原さん、渕上さん、松井さんによる「Never ends」やユニット「インディゴ・ベル」による「ほほえみDiary」(金子さん、新田さん)といった、ライブ初披露となるポップな曲、ダンサーやAR演出がない状態で、武田さんによる柚の気持ちを表現したソロ曲「思い出じゃない今日を」や、天野さん、田澤さん、原田さんによる「印象」など、見入ってじっくり聴いてしまうような楽曲も織り交ぜながら進行した。

「Joker」(高森さん、千菅さん、村中さん、杜野さん)
「Joker」(高森さん、千菅さん、村中さん、杜野さん)
「Never ends」(藍原さん、渕上さん、松井さん)
「Never ends」(藍原さん、渕上さん、松井さん)

 終盤は両日ともに「絶対特権主張しますっ!」や「情熱ファンファンファーレ」といったパワーを感じさせる曲、これまでのライブでも数多く歌われた耳なじみのある「GOIN’!!!」、そしてARによる鳥居や本殿が建ったステージで、新年を感じさせる「Wish you Happiness!!」を披露。アンコールを経て、客席にARの旗が振られエールを送るような「青空エール」、そして「お願い!シンデレラ」で締めくくった。

Wish you Happiness!!(2日目)
Wish you Happiness!!(2日目)
「青空エール」(2日目)
「青空エール」(2日目)
「お願い!シンデレラ」(2日目)
「お願い!シンデレラ」(2日目)

 配信だからこそできるライブであること、そしてそれに挑戦したものと感じられるものとなっていた。シンデレラガールズの特徴であり魅力となっているのは、頭に“超”が付くほどの個性的なアイドルたちと、その個性を際立たせるような楽曲の数々と考えており、ライブでは、その世界観を体験できるようなステージというのも魅力となっている。その点で、ARによる演出はとても相性がいいと感じられた。それでいて、それこそAR見本市と呼べるぐらいに多種多様に活用されていたほか、コメント表示やコンサートライトの色が反映される仕組みなどもあり、見ごたえのあるものとなっていた。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]