Cygamesからリリースされたゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」。スマートフォン版の配信に先立ち、本作のメディア向け体験会が行われ、ゲーム概要などを公開した。
「ウマ娘 プリティーダービー」は、スペシャルウィークやサイレンススズカ、トウカイテイオーなどといった、実際に活躍した競走馬がモデルとなっている“ウマ娘”たちが活躍するクロスメディアコンテンツ。すでにCDやコミカライズなどで展開をしているほか、TVアニメは2018年に第1期を放送し、第2期となる「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」が、1月から放送を開始している。
ゲームも開発が進められ、ブラッシュアップを重ねて2月24日にリリースされた。さらに、PCでも遊べるDMM GAME版のリリースが3月10日に予定されている。こちらはスマートフォンのカウントともデータ連携でき、一部グッズなどに封入されているシリアルコードなども使うことが可能となっている(※シリアルコードの入力には、 「GooglePlay版」もしくは「DMM GAMES版」の「ウマ娘 プリティーダービー」の登録(無料)が必要)。
本作はプレーヤーがトレーナーとなり、トレセン学園を舞台にウマ娘と二人三脚で成長し、この世界にあるレースの最高峰<トゥインクル・シリーズ>制覇を目指す育成シミュレーションゲーム。メインストーリーのほか、ウマ娘との出会いや絆を描く「ウマ娘ストーリー」も用意され、フルボイスで収録されている。イベントは1キャラクターにつき100以上用意。またキャラクターはフル3DCGで描かれており、レースやライブだけではなくストーリーパートでも動きのある演出が盛り込まれている。
ゲームとしては大まかに、担当ウマ娘の能力を上げたり、イベントやレースに出走する育成の要素のほか、ウマ娘の能力を受け継ぐ継承の要素、育成したウマ娘でオリジナルチームを結成し、全国のトレーナーとチーム戦を行う「チーム競技場」といったもので構成されている。
育成にあたっては、あらかじめ担当となるウマ娘を決めるほか、育成に役立つ「サポートカード」を編成する。これらは基本的にガチャで入手する。ウマ娘については強化アイテムによって覚醒Lvが上がり、獲得可能なスキルを解放できる。また「☆」という形でレアリティも設定されているが、ピースを使って能力を才能開花することができる。サポートカードにも「Lv強化」により、サポート効果が上がる育成要素がある。
ゲームとしては目標レースが設定されており、それを特定のターンまでにクリアしていくことで進行する。トレーニングで能力アップ、レースに出走して得た報酬で育成ウマ娘やサポートカードを強化、目標レースをクリアするというサイクルで進んでいく。
担当ウマ娘はトレーニングによって基礎能力がアップ。またレースでさまざまな効果が得られる「スキル」もあり、獲得に必要な「スキルPt」はレースや一部イベントで入手できる。一方で体力が少なくなったり、やる気が低いとトレーニングで失敗したり、レースで実力が発揮できないといったデメリットもあるため、「お休み」で体力を回復したり「お出かけ」でやる気を上げるなど、体調管理も大事な要素となっている。
また、サポートカードに編成されたウマ娘と一緒に練習すると、トレーニングの効率とともに絆ゲージもアップ。絆ゲージが貯まると友情トレーニングが発生するようになる。
レースでは、着順に応じてスキルPtや、大レース出走に必要なファンを獲得することができる。レースによって「バ場」と「距離」が異なり、ウマ娘にもそれぞれの適性がある。適性にあわせたレースに出走することが重要となっており、出走にあたっては「逃げ」や「差し」などの作戦を設定する。
レースにおいて、プレーヤーはウマ娘たちが走る姿を見守る形となっている。さまざまなカメラアングルでレースを見ることができるほか、実況にもボイスが付いている。スキルの発動時にはカットインの演出があるなど、見ごたえのあるレースシーンが展開される。レース後には「ウイニングライブ」と題し、1着になったウマ娘がセンターで歌うライブステージが行われる。
育成が完了したウマ娘は自身の能力に則した「因子」を獲得することがある。「因子」は、新たに担当するウマ娘に継承することができ、育成開始時の能力や適性が高くなるなどのメリットがある。想いをつないでウマ娘の夢を叶えていくべく、さらなる育成に励むという流れになっている。
育成が完了し殿堂入りとなったウマ娘でチームを結成して、全国のトレーナーとチーム戦を行う「チーム競技場」も用意されている。チームの活躍に応じてCLASSが上昇し、所属するCLASSに応じて報酬を獲得できるというものになっている。
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