筆者が体験したのはチュートリアルに該当する序盤と、1人のウマ娘を育成するというところまで。そのなかで思ったのは、トレーニングやイベントシーンにおいてウマ娘たちの表情が豊かに、そして細かいしぐさにもこだわりを感じられるように、生き生きと動いていたのが印象的だった。
と同時に、レースシーンもさまざまなカメラアングルやスキルカットインという演出で迫力があるというのもあるが、例えば後続が気になるような目線の動きをするところも見受けられ、細かいところにも表現のこだわりを感じるところもあった。限られた時間ではスキップしたり早送りしがちなレースシーンではあるものの、見入ってしまう魅力を感じるところもあった。
育成の部分については、あまりサポートカードを強化していない状態でとりあえず進めたという感じではあるが、画像にもあるように☆3のシンボリルドルフでプレイしていたものの、早い段階で目標レースをクリアできない状況になった。才能開花の要素もあるということで、継承を含めて育成を何度も繰り返していくことで、より強いウマ娘になっていくやりこみ要素も持っているものと思われる。豊富なイベントやチーム競技場といった要素も含めて、長く楽しめることが期待できるタイトルと感じている。
また筆者は競馬に詳しくないのだが、プレイした範囲ではその知識がなくとも楽しめると感じており、むしろ知るきっかけになるのではと思えた次第だ。
体験会にはキャスト陣によるトークショーも実施。登場したのは、トウカイテイオー役のMachicoさん、サイレンススズカ役の高野麻里佳さん、ウオッカ役の大橋彩香さん、ダイワスカーレット役の木村千咲さん、ゴールドシップ役の上田瞳さん。それぞれにプレイした感想やアピールポイントをコメントした。
「リリース時期がもうすぐということで、みなさんすごく待ちわびていたと思うのですけど、私たちもすごく待ちわびていました。本当にワクワクしますし、はやくプレイしたいという気持ちがすごく強いです」(木村千咲さん)
「5年ぐらいお待たせしているのですけど(※ウマ娘のプロジェクト自体、2016年3月から展開が始まっている)、この5年間スタッフの皆さんが熱量を注いで、愛をこめて作ってくださったので、本当に凄いものができています。それを早くみなさんにプレイしていただきたいですし、楽しみにしてほしいです。」(大橋彩香さん)
「収録のたびにゲームの制作過程を見せていただいていたんです。そのたびに、どんどんすごくなっているという期待感を常に感じながら、収録をしていました。私たちもキャラクターをつかんだ上でセリフを収録することもできたので、ウマ娘たちそれぞれの良さが、トレーナーさん(※プレーヤーのこと)に伝わるものとなっています。本当にボイスはたくさん収録しましたし、いろんなところでしゃべるウマ娘たちをかわいがってほしいです。モーションもぴょこぴょこ動いているというぐらいにかわいいので、推しのウマ娘を見つけて楽しんでください」(Machicoさん)
「私はゲームが好きな人間でして、アニメを見ていて好きになったウマ娘たちの距離感は、ゲームでは一気に近づくと思うんです。画面で見ていたウマ娘ではなくて、自分が育てて、隣り合わせで一緒にストーリーを進めていくウマ娘という認識になっていくので。お待たせしてしまった時間は絶対に無駄ではなくて、みなさんがウマ娘に対して、より愛情を注いで楽しめるゲームになっていると思ってます。ぜひリリースしたら、サイレンススズカも可愛がってください」(高野麻里佳さん)
「本当に長い期間お待たせしているのですけど、時間をかけてたくさんのボイスも収録しましたし、大切に作られているアプリゲームです。だからこそ、長く愛される存在であってほしいです。やりこみ要素がとてもあるゲーム内容なので、長い時間遊べるゲームです。お待たせしているトレーナーさんの期待を裏切らないクオリティになっていると、プレイして感じています」(上田瞳さん)
※画面は開発中のものです。
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