ARゲーム「Minecraft Earth」、6月にサービス終了へ--コロナ禍で共同プレイ困難に

Andrew Gebhart (CNET News) 翻訳校正: 編集部2021年01月06日 10時29分

 「Minecraft Earth」は、現実世界を舞台とした仮想現実(AR)サンドボックスゲームだ。オリジナルの「Minecraft」と同じスタジオから提供されているこの無料モバイルゲームは、2021年6月30日にすべてのサポートを終了することになった。それ以降、このゲームのダウンロードやプレイはできなくなる。

Minecraft Earth
提供:Mojang

 オリジナルのMinecraftは、ピクセル化された世界で仮想の構造物を自由に生成できるゲームだ。スウェーデンの小さな独立系ゲーム開発会社であるMojangが制作したこのゲームは、世界中に旋風を巻き起こし、2014年にMicrosoftに25億ドル(約2570億円)で買収された。Xbox Game Studiosによって開発されている現在でも、爆発的な人気を誇っている。

 Minecraft Earthは、このゲームのモバイル版で、ユーザーは自分で生成した構造物を、スマートフォンのカメラを通して現実世界に重ね合わせることができる。開発元の1月5日付けの発表によると、新型コロナウイルスの感染拡大によって、同ゲームの前提である自由な移動と共同プレイがほぼ不可能になったという。

 この記事では、同日リリースする最後のアップデートについても説明している。現金取引が終了するほか、ルビーのコストが大幅に減り、構造物の構築に必要な時間も短くなるという。既にルビーを購入したプレイヤーは、「Minecraft Marketplace」のゲーム内通貨に変換して、スキンやミニゲームなどの購入に使うことができる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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