KDDIとKDDI総合研究所は12月17日、2030年を見据えた新たなライフスタイルを提案する調査・応用研究拠点「KDDI research atelier」を東京の虎ノ門に開設すると発表した。
KDDI research atelierでは、KDDI Accelerate 5.0の構想をもとに、「KDDI DIGITAL GATE」や「KDDI ∞ Labo」などの同社グループのアセットを活用。国内外の企業や研究機関とパートナーシップを組み、生活者や社会の中長期的課題の解消と、生活者ひとりひとりに最適化されたライフスタイルの実現を目指す。
具体的には、生活者のさまざまな意見をもとに「購買」や「健康づくり」などの新たなライフスタイルを提案。さらには、新たなライフスタイルに関する応用研究(技術検証と受容性検証)を行うという。
また、埼玉県ふじみ野市の研究開発拠点「先端技術研究所」における最新の研究成果を活用し、パートナーの独自技術も取り込んで技術検証を実施する。パートナーに新たなライフスタイルを体験してもらい、体験中の映像や音声からリアルな反応を収集。新しいライフスタイルの受容性を評価し、その改善に生かしていくという。
2021年度以降には、提案するライフスタイルや応用研究の成果について、実際のフィールドで生活者と共有・議論するためのコミュニティを立ち上げ、その取り組みを広く発信していく。
さらには、KDDI Accelerate 5.0で示した7つのテクノロジー(ネットワーク分野、セキュリティ分野、IoT分野、プラットフォーム分野、AI分野、XR分野、ロボティクス分野)の応用研究を推進していくという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス