リノシークロスは12月11日、ジャックスと業務提携し、不動産投資用住宅ローン手続きシステム「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY(モーゲージゲートウェイバイリノシー)」を基盤に、保証業務に特化した住宅ローン手続きシステムを開発したと発表した。
MORTGAGE GATEWAY by RENOSYは、不動産会社、顧客、金融機関をつなぎ、不動産取引に関するローン申し込みから金銭消費貸借契約までをウェブで完結させる、SaaS型プラットフォームになる。
ローン審査に必要な情報を関係者間で共有し、申し込みから進捗確認、顧客と金融機関のやりとりができるため、書類の記入漏れや改ざんを防ぎ、信頼性と透明性の高い審査を可能するとともに、デジタル化によるペーパーレス化や、業務の削減を実現する。
リノシークロスによると、複数の金融機関へ投資ローン保証を行うジャックスでは、情報が複数のツールに分散しており、使い勝手の悪さに加え、業務品質向上の均一化という課題があったという。
今回の提携により、リノシークロスはジャックスに対して、MORTGAGE GATEWAY by RENOSYを基盤に、ジャックスの保証業務に特化した住宅ローン手続きシステムを開発し、導入した。
これにより、全ての情報を一元管理してシステム上での共有が可能となり、複数の書類に共通する情報を何度も入力する手間と時間が削減され、業務の効率化が期待できる。さらに、プラットフォーム上で提携金融機関先とつながることにより、スムーズな情報共有が可能となる。
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