「Microsoft Teams」で、1画面に最大49人の参加者を表示する「ラージギャラリービュー」と、離れた場所にいる人々が同じバーチャルルームにいるように表示する「Togetherモード」が、「Google Chrome」や「Microsoft Edge」でもパブリックプレビューで利用可能になった。
この2つの機能は、Teamsのデスクトップアプリでサポートされていたが、ブラウザー版のTeamsでも利用できるようになる。Microsoftは7月、コロナ禍で在宅勤務をしている世界中の人々を想定したTogetherモードを発表した。
Togetherモードは人工知能(AI)を利用し、複数のビデオ会議参加者を同じ共通の背景で表示できる。例えば、バーチャルな講堂の背景などがある。
ラージギャラリービューは、1画面に最大49人の参加者を表示する。世界各国で学校が休校となったことなどから、パンデミックの影響で都市封鎖の措置が取られた早い段階で強く求められた機能だ。
ラージギャラリービューとTogetherモードは、Google Chromeと「Chromium」ベースのMicrosoft Edge向けTeamsの最新バージョンなどで利用できる。現在はパブリックプレビューとなっている。Microsoftによると、VMWareやCitrixのバーチャルデスクトップは完全には対応されていない。
またMicrosoftは、主催者がTeamsの会議の参加者を小規模なグループに分けられる「ブレークアウトルーム」機能の一般提供を開始した。この機能は9月、ITプロフェッショナル向けカンファレンス「Microsoft Ignite」で導入を予定しているとされていた。
会議主催者は、最大50のブレークアウトルームを作成し、参加者を各ルームに自動で割り当てるか、手作業で割り当てるかを選択できるという。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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