Amazon.com傘下のAmazon Web Services(AWS)とBlackBerryは、クラウドベースの自動車向けデータ処理プラットフォーム「BlackBerry IVY」を共同開発すると発表した。
IVYは、自動車の各種センサーなどから得られるデータを集約し、処理するためのソフトウェアプラットフォーム。組み込みOS「BlackBerry QNX」とAWSのクラウド技術を組み合わせて構築する。さまざまな自動車メーカーが採用できるよう、複数の自動車向けOSに対応する。
クラウド環境で動く「BlackBerry IVY Cloud」と、自動車上で動く「BlackBerry IVY Edge」が連携し、多種多様なデータを処理して一貫性を持たせ、ドライバーにパーソナライズした機能を提供したり、コネクテッドカーの機能を高めたりできるという。
たとえば、状況に応じて、凍結した路面や渋滞といった事態を警告することなどが可能になる。バッテリ残量が少なくなると適切な充電スタンドを予約する、後部座席に乗せた子供のシートをきちんとロックするよう知らせる、といった機能も開発できる。
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