Amazon Web Services(AWS)は、3週間にわたって開催するre:Inventカンファレンスの初日にあたる米国時間11月30日、「Amazon EC2」サービスで「Mac」インスタンスを提供すると発表した。
このインスタンスは「Mac mini」のハードウェアと「AWS Nitro System」の組み合わせており、「macOS Mojave」(10.14)と「macOS Catalina」(10.15)をサポートする。
AWSチーフエバンジェリストのJeff Barr氏は、「Amazon EC2 Macインスタンスを使って、macOS、『iOS』『iPadOS』『tvOS』『watchOS』『Safari』といったAppleの各種プラットフォーム向けXcodeアプリケーションの開発、テスト、パッケージング、サインを実行できる」とAWSの公式ブログで説明した。
「このインスタンスは、3.2GHz(Turbo Boost使用時は最大4.6GHz)で動作するIntel製第8世代6コアプロセッサー『Core i7』(Coffee Lake)を活用する」(同氏)
macOSインスタンスのメモリーは32GBで、SSH経由でも、仮想ネットワークコンピューティング(VNC)経由のリモートデスクトップでもアクセス可能だ。
最新の「Apple M1」チップを利用するインスタンスは2021年の提供開始を予定しているという。
macOSインスタンスは、米国東部(バージニア州北部)、米国東部(オハイオ州)、米国西部(オレゴン州)、欧州(アイルランド)、アジア太平洋(シンガポール)の各リージョンで即日提供が開始された。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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