サムスンの「Galaxy Note」シリーズは、その大画面やハイエンドなスペック、それにディスプレイ上に書き込むことのできるスタイラスペンを装備することで知られている。しかし同シリーズのファンは2021年に、このサムスンの主力製品と別れを告げなくてはならなくなるかもしれない。
Reutersによる米国時間12月1日の報道によると、サムスンは2021年に新バージョンのGalaxy Noteの開発を計画していないという。この記事では3人の匿名情報筋の話として、サムスンがGalaxy Noteシリーズの看板機能だったスタイラスペン「S-Pen」を今後リリースする他の主力シリーズに装備する予定だとされている。
またある情報筋はReutersに対し、「Noteの開発にこれまで向けられていた同社の取り組みは、折りたたみスマートフォンに向けられることになる」と述べた。
Galaxy Noteシリーズは、サムスンにとって「Galaxy S」に次ぐ第2の高級スマートフォンシリーズで、これまで毎年、晩夏から初秋にかけて発表されてきた。2011年に初めて発売された初代Galaxy Noteは、競合していた「iPhone」の3.5インチよりもはるかに大きな5.3インチのディスプレイを搭載し、当時のスマートフォンの画面サイズの限界を押し広げた製品だった。
Noteは、複数のハイエンドで最先端の機能によって、多くの熱心なファンを獲得した。また、2016年に発売された「Galaxy Note7」はバッテリーが爆発する恐れがあるとして数百万台が自主回収されるという大惨事を起こしたが、それでもファンのGalaxy Note離れは起こらなかった。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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