アップル、フロントガラスの亀裂を電気的に検出するシステムで特許出願

Kyle Hyatt (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2020年11月26日 10時59分

 車のフロントガラスにひびが入ると、単に目障りなだけでなく、視界がさえぎられて危険を招くおそれがある。しかも、ガラスの交換はかなりの費用がかかるケースもある。割れたフロントガラスが熱線入りだったり、その他の技術で機能強化されたものだったりすれば、費用はさらに跳ね上がるだろう。

フロントガラス
提供:Jerry Redfern/Getty Images

 だが、Appleはこの問題の解決策が見つかった、あるいは少なくとも解決に近づいた可能性があると考えていることが、米国時間11月19日に公開された特許出願書類によって明らかになった。この出願書類は、2枚のガラスの間に挟まれた導電性フィルムの抵抗値を注意深く監視し、物理的な衝撃によってガラスに傷がついたことを検出するシステムを説明したものだ。

 では、このシステムにはどのようなメリットがあるのだろうか。そこはAppleのこと、スマートなシステムを考えていることだろう。具体的には、フロントガラスに亀裂が生じたことを、目に見えないほどの傷がついた時点で警告する、さらにはガラスの修理を自動的に予約してくれたりするようになるかもしれない。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]