S&P 500種株価指数の構成銘柄にTeslaを12月21日の取引から追加すると、S&P Dow Jones Indicesが米国時間11月16日に発表した。これは、四半期ごとに行われているS&P 500銘柄の入れ替えの一環だ。
Teslaとその最高経営責任者(CEO)のElon Musk氏にとっては大きな節目となる。というのも、S&P 500はNasdaq.comが「最も権威ある」と評する重要な株価指数だからだ。S&P 500は米国の証券取引所に上場している大手企業500社の株価を元に算出される。Teslaは今後、3M、Apple、United Airlinesなどの主要企業と肩を並べることになる。S&P 500の構成銘柄に採用されるには、拠点が米国にあること、時価総額が82億ドル(約8500億円)以上あることなど、さまざまな要件を満たしていなければならない。
投資家はS&P 500採用のニュースを好意的に捉えたとみられ、17日の時間外取引でTesla株は一時13%も上昇し、1株あたり約460ドル(約4万8000円)に達した。この時の時価総額は約4480億ドル(約47兆円)で、General Motors(GM)、Ford Motor、Fiat Chrysler Automobiles(FCA)、トヨタ自動車、本田技研工業の時価総額の合計を大きく上回る。異常なようにも思えるが、それだけMusk氏の事業を投資家が評価しているということだ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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