野原ホールディングスのVDC(Virtual Design&Construction)カンパニーは11月10日、2021年2月よりサービス提供予定の、住宅会社向けVR展示場サービス「inTOWN Cloud(インタウンクラウド)」の受付を開始した。申し込み締め切りは12月31日。
in TOWN Cloudは、実際のモデルハウスや住宅展示棟のバーチャル化に加え、サイト設計など、VR展示場開設をトータルサポートするサービス。サイト閲覧者の解析機能により、住宅取得希望者の関心度を把握し、営業を効率化する。
ハウスメーカー、ビルダー、工務店などの住宅会社は、物理的、時間的制約なく、自社物件の魅力を高画質コンテンツで伝えられ、実空間にある住宅展示場の運営費削減が期待できる。
バーチャル展示場の開設までに必要な、VRカメラの購入、撮影、サイト構築までを、野原ホールディングスが対応。VR撮影は、野原ホールディングスの空間360度撮影サービス「INTO」にて行う。月額税別利用料は、利用戸数5棟の「スタンダードプラン」5万円と、30棟未満の「プレミアムフラン」30万円の2プランを用意し、別途棟ごとの撮影代が必要となる。
VDCカンパニーは、野原ホールディングスの社内カンパニーで、2016年に組織化された。設計事務所やゼネコン向けに、設計や施工、維持管理などの情報を一元管理する、BIMを活用したコンサルティング事業を展開している。
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