音楽ストリーミングサービスを提供するSpotifyは米国時間10月29日、世界全体のリスナー数が1つの節目を超え、第3四半期に月間アクティブユーザー数が前年同期比29%増の3億2000万人に達したと発表した。広告付きの無料版ユーザーを除くと、有料会員数も27%増加し、1億4400万人になったという。
最新の数字により、世界最大のサブスクリプション音楽サービスというSpotifyの地位はさらに固まった。Spotifyは、ライバルである2位の「Apple Music」の風上に立ち続けているようだ。Apple Musicは1年以上、会員数に関する最新情報を公表していない。Apple Musicが大きく成長してきたのは確かだが、Appleによれば、2019年6月の時点で会員数は6000万人だった。
Appleと違って、Spotifyには、誰でも広告付きで音楽を聴ける無料版がある。Appleは、月間アクティブユーザー数のデータを公表したことがなく、Apple Musicのユーザーはほぼすべて有料会員だ。
Spotifyは第3四半期、1億100万ユーロ(1株当たり53セント)の損失を計上。前年同期は2億4100万ユーロ(1株当たり1.34ユーロ)の利益を計上していた。売上高は前年同期比14%増の19億7500万ユーロだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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