WeWork Japanは10月29日、コミュニティ型ワークスペース「WeWork」について、国内30拠点以上の共用エリアが1人あたり月額3万9000円(税別)で使い放題となる新プラン「All Access」(オールアクセス)を、12月1日から開始すると発表した。
利用時間は平日の9時から18時まで。設備として高速インターネットやプリンター、フリードリンクなどが利用可能。ロッカーオプションもある。共用エリアのほかフォンブース、集中ルーム(モニター付)が利用可能。なお集中ルームは対象拠点が限られている。また会議室も利用でき、これは契約時に付与するクレジットを消費して予約することができる。利用方法は、WeWorkメンバー専用アプリにて予約する。
テレワークやサテライトオフィスを中心としたこれからの新しい働き方のニーズに応える、ニューノーマル時代に適したプランとし、従業員にとっては、より自由な働き方と快適な仕事環境を実現し、企業にとっては、従業員の生産性向上とオフィス費用の削減が可能になるとうたっている。なお、利用を開始する新規メンバーには、最大1カ月分のメンバーシップ料金が無料となるキャンペーンも実施する。
このほかの施策として、企業のサテライトオフィス向け新プランとして「専用アクセス」も用意。専用の個室を持ち、一定の席を数十名から数千名で、専用アプリから予約して利用できるプランとなっている。プライバシーやセキュリティを重視する企業のサテライトオフィスとしての活用を想定。All Accessとも組み合わせることで、契約拠点以外の共用エリアも利用することが可能となっている。
また、入居メンバーに向けてオンラインとリアルを掛け合わせたビジネスマッチングサービス「Connect by WeWork」も提供する。企業が直面するさまざまな課題と、それらを解決し得る多様な選択肢を網羅的に調査し、独自のデータベースを開発。このデータベースを元に、WeWork Japanのコミュニティチームがビジネス上の課題をヒアリング。それぞれのニーズに合ったメンバー、イベント、サービスを提案するというもの。ビジネスとパーソナル、リアルとオンラインを融合させ、企業規模、業種、拠点を越えたつながりを作っていくとしている。
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