Amazonは例年とは違う状況下で開催した「Prime Day(プライムデー)」について、いつもと異なる指標でその成功を示した。
Amazonが米国時間10月15日に出した「Prime Day 2020」に関するプレスリリースは、過去4年間のものとは異なり、見出しを飾ったのは売上総額に関する言葉ではなかった。例えば、大成功を収めた「Prime Day 2019」について、同社は「前年のブラックフライデーとサイバーマンデーを合わせた販売額を上回った」としていた。
2020年のPrime Dayについては、独立系販売業者の売上高が2019年と比べて60%近く増加したことを強調した。これら中小規模の販売業者はAmazonの総売上高の約60%を占めるため、同社が素晴らしい業績を上げたことを示しているといえる。しかし、例年とは異なる指標が示されたため、社外の人々が2020年のPrime Dayの業績を過去と比べるのは難しい。
調査会社のeMarketerは、この48時間のセールの販売総額が前年比43%増の99億ドル(約1兆400億円)になると予測していた。
Amazonは例年7月にPrime Dayを開催してきたが、2020年は新型コロナウイルスの影響により10月に延期した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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