7月の普通の火曜日になるはずの7月12日に、Amazonの1日あたりの売上高が、これまでのすべてのブラックフライデーやサイバーマンデーを上回り、20年を超える同社史上で最高の売上記録を達成した。
Amazonは米国時間7月13日、2回目の開催となった「Prime Day」セールについて、初開催された2015年と比べて注文件数が世界中で60%以上、米国で50%以上増加したと述べた。またAmazon製端末の世界での売上高も記録を達成した。
同社は、サイバーマンデーやブラックフライデーの売上高との具体的な比較を公表しなかったが、同社広報担当者は今回のPrime Dayセールの売上高が、Amazonの1日あたりの売上高で過去最高だったことを明らかにした。2015年のPrime Dayの売上高はブラックフライデーを上回ったが、Amazonの1日あたりの売上高の最高記録を持つのはサイバーマンデーだった。
この大々的なイベントの裏で問題も発生した。12日朝にいち早くセール品を購入しようとしたが、買い物かごに商品を追加できなかったという苦情が顧客らから寄せられた。Amazonはこれを受けて数時間後に、「12日朝に一部の顧客に発生した、特定のタイムセール商品を買い物かごに追加できない問題は解決されている」という声明を出した。
また、第1回のPrime Dayで顧客らが同セールイベントの問題に関する不満を発信したハッシュタグ#PrimeDayFailが、今回も復活することとなった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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