Appleは10月14日、新型スマートスピーカー「HomePod mini」を発表した。家庭の音声アシスタントという分野でAmazonやGoogleに対抗するものだ。HomePod miniは「Siri」に対応し、2018年に発売した初代モデルよりも小型になっている。
球形のデザインに初代と同じくメッシュのカバーがあしらわれている。上部にはフラットなタッチUIを搭載し、音量調節や再生、一時停止ができるようになっている。色はスペースグレイとホワイトの2種類。
価格は99ドル(日本では税別1万800円)で、11月6日から注文を受け付け、同16日に出荷を開始する。初代「HomePod」は299ドル(日本では3万2800円)だ。AmazonやGoogleもその価格帯の製品を提供しているものの、多くの製品は50ドル前後。HomePodの売れ行きがそれほど伸びない理由の1つが高めの価格であり、このためAppleはSiriを家庭の音声アシスタントとする足掛かりを得るのに苦戦していた。
Appleによると、HomePod miniはシームレスなユーザー体験と初代HomePod同様の高品質な音声を兼ね備えている。さらに、プライバシー機能も初代HomePodにならっているという。Siriに対するユーザーのリクエストが「Apple ID」に紐づけられることはなく、データは暗号化される。
HomePodと異なる点は価格やサイズだけではない。HomePod miniは「Apple Music」だけでなく、PandoraやAmazonなどApple以外の音楽ストリーミングサービスにも数カ月のうちに対応する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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