Microsoftは米国時間10月8日、「Windows 10」向けアプリストアに関する新たな10項目の原則を発表した。AppleとGoogleのポリシーを暗に批判する内容となっている。Microsoftによるこの新しいガイドラインは、Windows 10向けソフトウェア開発者の選択、公平性、イノベーションを促進することを目的としている。
「開発者は当社のアプリストアを通してWindows向けアプリを配信するかどうかを選択する自由がある。当社はWindows上で競合するアプリストアをブロックしない」と、最初の原則には記されている。
同原則ではこのほか、開発者のビジネスモデルやコンテンツとサービスの提供方法を理由にアプリをブロックしないこと、アプリ内課金で利用する決済システムを理由にアプリをブロックしないことなどを定めている。
さらに「Windows 10はオープンプラットフォームだ。他のいくつかの人気デジタルプラットフォームとは異なり、開発者は自分のアプリの配信方法を選択する自由がある」として、AppleとGoogleを暗に示唆した。
AppleとGoogleは、それぞれのアプリストアにおける手数料をめぐり、ゲーム「フォートナイト」開発元のEpic Gamesと係争中だ。
米下院議員らは6日、Facebook、Amazon、Google、Appleが「支配力を濫用」していると批判し、各社の構造改革を求めた。議員らは、Appleが同社の「App Store」で「門番としての権力」を行使していることも問題視した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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