そして、大西さん、前田さん、楠木さんによる3人組ユニット「A・ZU・NA」が登場。「Dream Land!Dream World!」では、テーマパークや遊園地がイメージされる楽曲で、視聴者に“A・ZU・NAランド”の魅力をアピール。恋を応援する王道アイドルソングがイメージされる「Cheer for you!!」も、元気な歌声とダンスで披露した。
久保田さんによる「Fire Bird」では、赤を基調としたフラメンコ風の衣装で、時折赤いバラを手にしながらダンサーとともにパフォーマンス。セクシー系スクールアイドル果林が紡ぐ“オトナの世界”のなかでも、赤に象徴される情熱や熱さを感じさせるようなステージを展開した。
指出さんは和装衣装とまとい、和風バラードといえる「哀温ノ詩」を披露。光る蝶が飛んだり、落ち行く葉が一気に赤く色づく映像演出を交えつつ、手にした扇子を巧みに使いながら、伸びやかに響く歌声でパフォーマンスを行った。
ニジガクのソロ曲は、スクスタのキズナエピソードにその背景が描かれているのだが、この「哀温ノ詩」は、エマがスクールアイドルに憧れるきっかけとなった曲として描かれているもの。歌が紡いだ運命的な出会いや、受け継がれてきた思いなどがエピソードとして語られている。筆者お気に入りのメンバーがエマということも多分にあるのだが、このステージでは癒し系スクールアイドルエマのなかに秘めた“凛”とした部分や受け継いだ歌を大切にする気持ち、そしてスクールアイドルとしての決意のようなものを、指出さんの姿を通して感じられるもので、感慨深いものとなっていた。
鬼頭さんが披露した「Marchen Star」ではしっとりした曲調のなかで、月に腰掛け、空から降りてきた雲をぽんぽんと触り空に返すという映像演出も交えながら、マイペース系スクールアイドル彼方が放つ幻想的な世界を表現していた。
ソロとグループ内ユニットパートのラストとして、栞子のアタック映像とともにニジガクのライブ初登場となる小泉さんが姿を見せる。羽が手のひらに舞い落ちるという映像演出から「決意の光」を披露。和風ロックの曲調にあわせて、着物風の衣装で袖を振りながらパフォーマンスを行い、まっすぐ系スクールアイドル栞子が持つ力強さを感じさせるステージとなっていた。また自己紹介やコール&レスポンスを行い、トークのなかでは仲間としてステージに立てたことの喜びを語っていた。
そして、小泉さんを含めた10人で「TOKIMEKI Runners(スクスタストーリー17章挿入歌Ver.)」を披露。ステージに流れ星や虹がかかる映像演出も交え、ニジガク始まりの曲を10人での新しい形で歌った。
アンコールでは、メンバーのソロ1曲目をショートバージョンで次々と披露する形に。スクスタのMVを背景に、大西さんの「夢への一歩」、前田さんの「あなたの理想のヒロイン」、指出さんの「Evergreen」、相良さんの「ダイアモンド」、田中さんの「ドキピポ☆エモーション」、久保田さんの「Starlight」、鬼頭さんの「眠れる森に行きたいな」、村上さんの「めっちゃGoing!!」、楠木さんの「CHASE!」と歌い、アンコールとしては豪華な形式となったため、SNS上でも沸いていた。
ラストは10人そろっての新曲「Just Believe!!!」。この曲だけのスペシャルステージで、グッズやコンサートライトを手に歌い、1日目を締めくくった。
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