中国のスマートフォン大手の小米科技(シャオミ)は現地時間9月30日、同社が中国国外で初めて発売するスマートウォッチ「Mi Watch」を発表した。まずは欧州の一部地域で99ユーロ(約1万2000円)で発売し、その後世界のほかの地域にも販売エリアを拡大するという。
高性能スマートフォンの「Mi」シリーズとともにオンラインイベントで世界に向けて発表されたMi Watchは、円形の1.39インチのディスプレイを備え、スポーティなデザインが特徴的だ。ディスプレイの表面は強化ガラス製で、交換可能なバンド部分には柔らかいプラスチック素材の熱可塑性ポリウレタン樹脂が採用されている。また、ディスプレイの画面デザインは100種類以上から選択できるという。
Mi Watchは水泳をはじめ117種類のエクササイズモードを備え、光学式心拍センサー(PPGセンサー)を利用して心拍数を計測したり血中酸素飽和度(SpO2)をモニターしたりできる。「Apple Watch Series 6」と同様に、これも医療機器ではないが、Mi Watchを使ってユーザーが自分の健康状態をモニターするといった使い方が想定されている。
シャオミによれば、Mi Watchは睡眠周期、ストレスレベル、活力レベルといった「追加指標」や、気圧や高度といった周囲の環境データも表示するという。ほかにも、16日間の連続使用ができるとうたわれているバッテリーの持ちの良さや、腕につけたMi Watchをスマートフォンのリモコンとして使い、手元での操作で写真を撮ることが可能なシャッターモードなど、気になる特徴が備わっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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