パナソニック、4K放送もより美しく有機EL「4Kビエラ HZ2000」--迫力の立体音響技術も

 パナソニックは9月28日、有機ELテレビ「4Kビエラ」にフラッグシップモデルとなる「HZ2000」を追加した。自社設計、組み立ての「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」を備え、明部表現力と暗部の再現力を強化している。発売は10月16日。

「4Kビエラ HZ2000」
「4Kビエラ HZ2000」

 HZ2000シリーズは65V型の「TH-65HZ2000」(想定税別価格:49万円前後)と55V型の「TH-55HZ2000」(同:35万円前後)の2モデルをラインアップする。

 Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイは、バックカバーと有機ELパネルの間に特別素材の放熱プレートと貼付けシートをはさみこむことによって、発光性能を向上。独自開発のパネルチューニングシステムとあわせ、プロクオリティの黒の階調表現と実現する。

 第2世代となるパネル制御の「Dot Contrast パネルコントローラー Pro」は、高いコントラスト表現を重視した第1世代に比べ、暗部、明部ともに階調表現力を強化。暗部でも黒つぶれのない映像を再現するほか、明部でも輪郭などが飛ばず、明るさと色を分離した制御を実現している。

 BS4K・110度CS4Kダブルチューナーを搭載し、裏番組録画にも対応。「AI HDRリマスター」により、SDRの映像もHDRのような高コントラスト映像に変換するほか、4K衛星放送の映像も高画質処理し、明るくよりきれいな4K放送を表現。Ultra HDブルーレイソフトもシーンごとに輝度情報を解析し、高コントラスト化できる。

 本体には、イネーブルドスピーカー、ミッドレンジスピーカー、ウーファー、対向配置パッシブラジエーター、トゥイーターによる総合出力(JEITA)140Wのスピーカーシステムを採用。ボーカルの声やセリフなどをクリアに再生するほか、ウーファーとパッシブラジエーターが迫力ある低音を再現。イネーブルドスピーカーが音を天井に反射させ、立体的で臨場感ある音を生み出す。リモコンのマイクで音響環境を計測する「Space Tune Auto」も備える。

 Netflix、Amazon Prime Video、YouTube、Huluなど、ネット動画配信サービスに対応し、Netflix推奨テレビの認証も取得。Netflix画質モードも搭載する。

 今まで液晶テレビにのみ搭載されていた「転倒防止スタンド」も新たに採用し、テレビが倒せるのを防ぐほか、前後15度に調節できるスイーベル(首ふり)機能も備える。

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