LGは9月14日、回転式の2画面スマートフォン「LG WING」をオンラインで発表した。YouTube動画で先週リークされた情報が正しく、うわさどおりの奇抜な機種であることが明らかになった。LG WINGは、2つの画面のうち上の画面が回転してT字型になる。米国ではまずVerizonから発売され、秋にAT&T、それからT-Mobileと続く。
LG WINGは、実験的なデザインとフォームファクターのスマートフォンの開発を目指すLGのプロジェクト「Explorer Project」から生まれた製品の第1弾だ。LGは今回のプレゼンテーションの最後で、ディスプレイ部分を引き出せる伸縮可能なスマートフォンを少しだけ見せており、このプロジェクトから今後も新たなスマートフォンが登場することは間違いなさそうだ。
LGが新機軸に挑戦するのは珍しいことではない。2016年に発売したスマートフォン「LG G5」は、バッテリー部分を別の機能を持つモジュールと交換できる設計になっていた。また2014年には、ディスプレイが湾曲したスマートフォン「LG G Flex」が登場した。しかし、どちらも売れ筋になることはなく、結局、LGは両機種のようなスマートフォンを再び投入することをやめ、現在の「LG G8 ThinQ」のようなより正統派のフラッグシップ機を出すことになった。しかし、そのLG G8 ThinQにしても、「LG Velvet」と同様に、デュアルスクリーンのアクセサリーには対応している。
LG WINGの主な仕様は以下の通り。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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