Facebookは米国時間9月10日、大学生のみを対象とした新しいセクション「Facebook Campus」を発表した。学生のためのハブとして機能し、クラスメートを探してつながったり、大学のキャンパスで開催されるイベントを把握したりできる。大学生のためのソーシャルネットワークとして開設された2004年当時のFacebookのような場になる。
ただし、今回の新しいセクションでは、現代の大学生活に合わせて、Facebookのコアサービスをパーソナライズすることを目的としている。
「2020年は、部分的または全面的にリモート学習にシフトした大学もあるため、全米の学生が新しい課題に直面している。したがって、大学生活とのつながりを維持するための手段を見つけることが、これまでにも増して重要となっている」と、Facebook Campusの製品マネージャーを務めるCharmaine Hung氏は発表の中で記した。
さらに、「大学はクラブ、研究グループ、スポーツなどを通して、新しい友人を作り、類似の関心を持つ人々を見つけ、つながるための新しい機会を発見するときだ。Facebookは初期の時代は、大学生専用のネットワークだった。われわれは今、Facebook Campusによってその原点に立ち返り、学生がキャンパスから離れていても、そうした関係を築いて維持できるように支援する」
当初のFacebookと同様に、Facebook Campusにアクセスするには、大学ドメインのメールアドレスが必要だ。Campus上のプロフィールは、メインのFacebookプロフィールとは別で、ニュースフィードは各大学キャンパスに固有のものとなる。
データ収集と広告については、Campusは同社の他のプラットフォームと同様だという。つまり、Campus上のアクティビティーはメインのFacebookの広告をパーソナライズするのに使われる可能性があり、その逆もあり得る。
Facebookは米国の約30の大学にCampusの段階的な提供を開始したという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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