Googleは米国時間9月8日、「G Suite」を使って「Android」デバイスで「Microsoft Office」のファイルの編集やコメント挿入、共同作業ができるようにすると発表した。
Android端末で「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」を利用しているユーザーは、Officeの文書をGoogleのモバイルアプリで使える形式に変換する必要がなくなる。
Googleが発表の中で触れている通り、G Suiteを使ったOfficeの編集機能は、提供が終了したモバイルアプリ「QuickOffice」に取って代わるものとなる。QuickOfficeはもともと「Symbian OS」搭載スマートフォン向けだったが、2010年には対象を広げ、AndroidでもOffice文書の閲覧や作成、編集ができるようにになった。
G Suiteを使ったOffice編集機能では、リアルタイムのコラボレーションツールを使った編集、コメント、共同作業が可能になる。また、共有オプションや共有の管理が強化され、ファイルをダウンロードしたりメールに添付して送ったりする必要性が減る。
この機能を利用するには、「Googleドライブ」を開いて、作業したいOfficeファイルをアップロードする必要がある。
サポートされるファイル形式は以下の通り。
この機能は8日から段階的に提供が始まり、エンドユーザー向けにはデフォルトで有効になる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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