Appleは米国時間9月8日、人気ゲーム「フォートナイト」をめぐるEpic Gamesとの法廷闘争で、対決姿勢をさらに強めた。Epicが8月にAppleのアプリストア規則に違反すると知りながら、ストアを介さない課金手段を導入したことを受け、損害賠償を求めて反訴したのだ。Appleが15億台超のアクティブな「iPhone」と「iPad」から「フォートナイト」を締め出したことが、Appleの権利の範囲内だったと裁判官に認めさせようとしている。
Appleは訴状で、同社がアプリストアを単に管理するだけでなく、定期的なソフトウェア更新、新機能、広告を通じてアプリストアのサービスを拡充していると主張した。Appleによると、たとえばEpicはApple製デバイス向けアプリでこれまでに5億ドル(約530億円)を稼いだという。さらにAppleは、自社の「App Store」、ニューヨークのタイムズスクエアの屋外広告、他の「マーケティングコミュニケーション」を通じて、フォートナイトの宣伝を支援したと述べた。
Appleは、こうした取り組みのすべてがアプリストアを支える広範な業務の一環だと主張した。Appleのアプリストアには現在、世界中から2700万超の開発者が関わり、175カ国に10億人超の利用者がいるという。また、App Storeに登録されているアプリの数は180万本だとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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