Googleは、以前からインドで運用していた洪水警報サービスを改良し、対象エリアを拡大してインド全域をカバーしたほか、バングラデシュの一部でも警報の提供を始めた。
このサービスは、以前から取り組んでいた活動「Google Flood Forecasting Initiative」を通じて運営。インド政府の協力を得て、人命と財産を守るために、洪水がいつどこで発生するかを警告するためのものだ。
2020年になって新たな予測モデルを導入したことで、より多くの通知をより迅速に提供できるようになったという。その結果、洪水への備えにかける時間を増やせたとしている。さらに、ヒンディー語とベンガル語に加え、7種類の現地語へも対応。警報メッセージのローカライズを進めるとともに、翻訳品質を向上させた。また、言語と地域を切り替えやすくした。
6月よりインド全域をカバーし、合計25万平方km以上の範囲で生活する、2億人以上の人々へ情報を配信できるようにした。新たにサービスエリアとしたバングラデシュは、現在4000万人以上が対象で、今後エリアを拡大していく予定。
取り組みの紹介ビデオ(出典:YouTube)
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