全国小中学生プログラミング大会実行委員会は9月2日、学校や自治体、教育関係者を対象とするウェブセミナー「プログラミングコンテストの作り方」を9月15日に開催すると発表した。日程は9月15日18時〜19時30分の90分間を予定。視聴方法は、オンライン動画配信となるが、あらかじめ申し込みが必要(後日配信元のURLが送られてくる)。参加費は無料。
2020年度から、小学校でのプログラミング教育が必修化された。プログラミングコンテストは、子どもたちのプログラミング教育に対する意欲を活性化する手段として有効だが、自治体や教育委員会などで新たに地域のプログラミングコンテストの実施を企画するにあたっては、「予算、人員、協賛の募集」「プログラミング作品の審査方法や審査基準」「コロナ渦の現状においての、オンラインを主とした円滑な運営」などの課題があると説明する。
今回開催するウェブセミナーでは、4つの県(鹿児島、静岡、長野、和歌山)のプログラミングコンテストの担当者が登壇。これらの課題の解決方法を実例をもとに紹介し、地域でのプログラミングコンテストの意義と成果を語るものになるという。
なお、同委員会が開催する全国小中学生プログラミング大会は、小中学生を対象とした全国規模のプログラミングコンテストで、今年度で5回目の開催となる。
今年度から新たな取り組みとして、全国各地で開催されている地域のプログラミングコンテストと「エリアパートナー」として提携する。今回のウェブセミナーに登壇する、4つの県(鹿児島、静岡、長野、和歌山)のプログラミングコンテストが、今年度のエリアパートナー。それら各地の大会の上位入賞者は、全国小中学生プログラミング大会において、シードされる仕組みを整備している。
同委員会では、今回のウェブセミナーのような、地域でのプログラミングコンテストの企画・実施を後押しする施策を展開しており、エリアパートナーによる全国的なネットワークの構築を目指しているという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス