LINEは8月11日、利用者にマッチしたコスメや美容情報が簡単に見つかる美容ポータルサイト「lacore」をオープンした。閲覧はスマートフォンのみ対応する。
同社は、コミュニケーションサービス「LINE」を入り口として、オンライン・オフライン問わず、24時間365日いつでもどこでも、人・情報・サービス、企業・ブランドとシームレスに繋がり、全てが完結する「スマートポータル戦略」を展開している。
2017年にスタートしたショッピングサービス「LINEショッピング」では、現在会員数が3500万人を突破。3億点以上の商品を取り扱い、300店舗以上のショップが参画している。
昨今の新型コロナウィルス感染拡大に伴い、化粧品販売店舗では、購入前に化粧品を顔や肌に塗る試用行為を禁止している店舗が多く、「肌やテイストにあった商品を選択できるか不安」といった声も多く上がっているという。
今回、新たに開始するlacoreは、利用者にマッチした化粧品や美容情報などをLINEから見つけられるようにするもの。
参画ブランドには、国産ミネラルコスメ「エトヴォス(ETVOS)」や「UZU」、オーガニックヘアケアブランド「john masters organics」、韓国コスメブランド「MISSHA」、EC限定の新ブランド「SKIO」など合計14ブランドの商品を展開。今後も人気のコスメブランドが多数参画を予定している。
なお、ベースとなるパーソナルカラーや肌質、年齢など、登録時に入力した情報やサイト内の行動履歴に応じ、AIがユーザーの好みにあった商品やコンテンツを提供する。
また、商品ごとの口コミやレビューなど、利用者のリアルな声を事前に確認する事ができるほか、お気に入りの商品やブランド、ビューティコラムなどを「My lacore」と呼ばれるブックマークページに保存可能。オリジナル美容ブックをlacore内に作成できる。
購入金額に応じて「LINEポイント」を受け取ることができ、貯まったポイントは次回の購買時に1ポイント=1円として使用できる。また、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」やLINEスタンプの購入などにも利用可能。
今後は、購入前に欲しい商品のサンプルを受け取れる機能も追加予定。自宅で肌に合うかどうか、事前にタッチアップができるほか、化粧品販売店舗のカウンセリング予約やLINE電話を活用した美容エキスパートと1対1の相談機能も予定する。
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