カリフォルニア州の裁判官は米国時間8月10日、配車サービスのUber TechnologiesとLyftに対し、同州でドライバーを従業員に区分するよう求める仮差し止め命令を出した。両社には打撃だ。両社がこの件で何年も抵抗してきたのは、多額の追加費用が掛かり、事業モデルの全面的な見直しが必要になるからだ。
サンフランシスコ上級裁判所のEthan Schulman裁判官は、UberとLyftに上訴の機会を与えるため、差し止め命令の執行を10日間停止すると述べた。両社は上訴するという。
Lyftの広報担当者は、「今回の裁定を不服として上訴し、(ドライバーの)独立性のために闘い続ける」と述べた。Uberの広報担当者は、「カリフォルニア州のドライバーに代わって、直ちに緊急の上訴を行う計画だ」と語った。
今回の仮差し止め命令は、カリフォルニア州が5月に両社を相手取って起こした訴訟によるものだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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