予定していたことがなくなったり、新しいことに対応していかなくてはならなかったり、毎日がごちゃごちゃしたまま、あっという間に過ぎ去っていく。こういう場合、これまで通りのタスク管理の方法では、一時的に追いつかなくなったりする。そんな時に役立つのが、シンプルなタスク管理方法である「バレットジャーナル」だ。しかし、ネットで「バレットジャーナル」を検索すると、カラフルでデコレーションに凝ったノートが数多く表示され、若干ハードルが高いように感じてしまうのも確かだ。
バレットジャーナルを試してみたいが、デコレーションは苦手という人にお勧めしたいのが本書だ。本書は、大きな判型で、すっきりとまとまったレイアウトにより、非常に読みやすいバレットジャーナルの入門書になっている。バレットジャーナルには、どんなことを、どのように書けば良いのかが「基本のステップ」としてまとめられており、まずはこれだけおさえれば、バレットジャーナルを始められる。頭が混乱しているようなときには、難しいことを習ったりはしたくないが、本書ならとっつきやすいだろう。
本書の後半には、自分が使いやすいようにカスタマイズする際の参考になる例や、応用的な使い方も掲載されている。また、すでにバレットジャーナルを活用している人たちのさまざまな例も紹介されているので、少し慣れてきたら参考にして、自分だけのバレットジャーナルを作って行くのも楽しいだろう。
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