Microsoftは、クラウドゲームサービス「Project xCloud」を9月15日から「Android」向けに提供開始する。サブスクリプションサービス「Xbox Games Pass Ultimate」の加入者が対象だ。Project xCloudは、1年近くにわたってパブリックテストが実施されていた。
サービス開始時点の対象国は米国や欧州各国、韓国など22カ国で、日本は含まれない。
このサービスは、「Netflix」の映画をストリーミングするのと同じように、インターネットを介してゲームがプレイできるというもの。2019年に提供開始されたXbox Games Pass Ultimateは月額14.99ドル(日本では1100円)で、XboxとPC上の100タイトルを超えるゲームと、Microsoftのソーシャルネットワーク「Xbox Live Gold」へのアクセスを提供している。
同社は、Appleの「iOS」を搭載する「iPhone」と「iPad」へのProject xCloud提供時期については、明言を避けた。「Xbox Game Passを通したクラウドゲームの提供を、すべての端末に拡大することがわれわれの目標だ」と、Microsoftの広報担当者は述べた。
Microsoftのコーポレートバイスプレジデントを務めるKareem Choudhry氏は発表の中で、「Microsoftのクラウドゲーム技術であるProject xCloudに対するわれわれのビジョンは、好きなゲームを好きな人と好きな場所でプレイする機会をユーザーに提供することだ」とした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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