Microsoftがゲーム機「Xbox」のサービスをもっと楽しめるものにする。9月よりクラウドゲーミング機能が追加され、Netflixで映画をストリーミングするのと同じように、インターネットを介してゲームをプレイできるようになる。
この新たなストリーミング機能(コード名「Project xCloud」)は、まず月額14.99ドル(日本では1100円)の「Xbox Game Pass Ultimate」に加入している会員全員を対象に、9月中に提供が開始される。Xbox Game Pass Ultimateは2019年に開始されたサービスで、ゲーム機やPCで毎月100タイトル以上のゲームをプレイできるほか、Microsoftのゲーミングソーシャルネットワーク「Xbox Live」にもアクセスできる。
プレイヤーはxCloudを通じて、移動中もスマートフォンやタブレットでゲームにアクセスし、Microsoftのサーバーから視覚的にリッチなゲームをストリーミングできるため、比較的性能の低いデバイスでもゲーム機並みの体験が得られる。
ソニーの「PlayStation Now」、Googleの「Stadia」、NVIDIAの「GeForce NOW」でも同様の機能を提供している。
ただし、MicrosoftはxCloudのゲーミングサービスをサブスクリプション加入者だけに限定するわけではない。同社は今後、この技術を他の方法でも提供する計画だ。しかし、ストリーミング技術を初めて実装するサービスにXbox Games Pass Ultimateを選んだのは、このサブスクリプションが人気を博しているからだと、MicrosoftでXbox担当責任者を務めるPhil Spencer氏は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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