Virgin Galactic Holdingsは、音速の3倍(マッハ3)の速度で飛行可能な超音速旅客機を開発するとして、コンセプトデザインを公表した。
デザイン公表は、設計の基本方針を確定させる「Mission Concept Review(MCR)」段階の完了にともなうもの。三角翼(デルタ翼)を採用し、高度6万フィート(約1万8288m)以上をマッハ3(およそ時速3675km)で飛行可能とする。定員は9人から19人で、客室にはビジネスクラスやファーストクラスの座席を設ける。
米CNETの報道によると、マッハ3で移動できれば、米国の大陸横断が90分以下、太平洋横断が5時間以下で可能になるという。
同機のエンジンは、超音速旅客機「Concorde(コンコルド)」向けエンジンのメーカーであったRolls-Royceが開発する予定。Virgin GalacticとRolls-Royceは、この飛行機の開発について法的拘束力のない了解覚書(MOU)を締結している。
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