MFSは8月3日、但馬銀行と連携し、印鑑不要の住宅ローン事前審査申込を開始した。MFSのサービスを利用したユーザーが、但馬銀行の住宅ローン事前審査に申し込む際の、申込書への印鑑と自筆での記入を廃止する。
これまで、MFSのユーザーが但馬銀行の住宅ローンに申し込む場合、事前審査申込書にユーザーの捺印、自筆での項目記載を必須としていたという。
今回、デジタル技術で変革を促す「デジタルトランスフォーメション(DX)」の取り組みの一環として、MFSのオンラインサービスに入力された顧客情報を、但馬銀行所定の申込フォーマットに自動転記することで、自筆記入を撤廃。さらに、事前審査申込み手続きから印鑑を撤廃した。
これにより、MFSを利用して但馬銀行へ住宅ローンの申込みをするユーザーは、今までよりも簡単に、住宅ローンの申込みが可能となる。必要書類のアップロード後は、チャットでのやりとりにより、ユーザーに適したローンを提案する仕組みだ。
MFSでは今後も、金融機関のパートナーとして、住宅ローンにおけるデジタルシフトや、非対面型の取引を推進するとともに、顧客の利便性向上を図るとしている。
MFSは、住宅ローン利用者と金融機関の住宅ローンをマッチングする、オンライン住宅ローンサービス「モゲチェック」を、2015年8月より運営。住宅ローンの事前借り入れ可能額判定や、新規借り入れ、借り換え先の金融機関の選定、および完済までのローン管理機能など、テクノロジーを活用したサービスを提供している。2018年10月からは、不動産投資マッチングサービス「モゲチェック不動産投資」も開始した。
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