Appleの次期「iPhone」は、発売までもう少し待たされそうだ。同社は米国時間7月30日、新iPhoneの発売が遅れると投資家に警告した。理由は、おそらく新型コロナウイルスの世界的流行だ。
最高財務責任者(CFO)のLuca Maestri氏は、四半期決算について話し合うアナリストとの電話会見で、「ご存知のとおり、昨年は9月後半にiPhoneの販売を開始した。今年は、数週間遅れて供給が可能になる予想している」と述べた。
Maestri氏は、新学期に向けたショッピングシーズンと、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による職場や学校の激変が大きな要因となって、iPhoneを除くAppleの他の製品分野については、いずれも好調な売り上げを達成できそうだとも語った。「すばらしい製品ラインナップがあり、特に今の状況を考えると、これらは非常に時宜を得た製品だ」
Appleが認めるまでもなく、アナリストや報道機関、パートナーは口をそろえて、同社にとってきわめて重要な恒例となっている秋のiPhone発売が、新型コロナウイルスの影響で遅れるとの見方を示していた。世界各国で生活や経済を激変させたパンデミックは、拡大のペースを加速しており、各国と企業がある程度正常な状態に戻る時期は不透明だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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