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AIで医療ミスの低減を目指すActiv Surgical、約16億円を調達

Greg Nichols (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 高森郁哉 (ガリレオ)2020年07月20日 12時02分
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 外科手術向けの人工知能(AI)システムを開発する新興企業Activ Surgicalは米国時間7月16日、1500万ドル(約16億円)を調達したと発表した。

外科手術のイメージ
提供:Mass Communication Specialist

 同社が展開するAIおよび機械学習(ML)プラットフォーム「ActivEdge」は、高度な知見と視覚化をリアルタイムで外科医に提供することを目的とする。同プラットフォームと関連製品は、まず米国市場で提供される予定で、2021年には世界各国での商用化も見込まれる。

 AIの判断と人間の外科医の技能を組み合わせることの目標は、医療ミスの低減だ。防止できたはずの外科的なミスは米国で毎年、40万人以上の死亡例を生んでいるとの調査結果もある。Activ Surgicalなどの開発企業は、外科医を支援する目的で開発されたAIおよびMLツールと人間の判断を最良のバランスで結びつけることによって、外科医療の成功率を高めようとしている。

 Activ Surgicalのプラットフォームは専用のハードウェアに依存せず、コンピュータービジョン、AI、ロボット光学を組み合わせている。スコープやロボットといった既存の外科システムを活用し、人間よりも正確に組織の視覚化と追跡を実行できるという。

 資金調達を主導したARTIS Venturesのプリンシパル、Ameena El-Bibany氏は「Activ Surgicalのプラットフォームと技術は、既存の外科システムとロボットを活用し、外科医には不可能な視覚化を行いガイドすることによって、外科分野を革新することが見込まれる。それにより、外科手術をより安全にし、ミスを減らし、患者の術後を改善できると考えられる」「同社はわずか数年で重要な節目を達成しており、その技術を初期の概念実証から大きく前進させた。2021年には、早期アクセスパートナーと共に最初の市場向け製品をリリースする見込みだ」と述べた。

 Activ Surgicalはこれまでに3200万ドル(約34億円)を調達している。今回調達した資金は、ActivEdgeの米国での商用化および欧州展開を加速させるために活用する計画だ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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