TATERUは7月13日、オーナーや入居者、管理会社をIoTやRPAシステムで連携し、不動産経営の自動化を可能にするSaaSモデルのサービス「Residence kit for Owner」のリリースを発表した。
Residence kit for Ownerは、入居者の賃貸借契約を保管できるストレージ機能や、24時間の入居者対応、督促、退去連絡など、入居者管理に必要な機能を備えた、オーナー向けのサービス。
オーナーは専用のスマートフォンアプリから、毎月の家賃集金状況や、入居者の退去から入居までの管理、スマートロックを活用した自動内見の状況確認に加え、TATERUが提供する共用部のウェブカメラと連動し、物件の清掃状況やゴミ置き場の状況確認も可能だ。
賃貸管理業務フローのコスト構造を分析し、ITとIoTによる賃貸管理を最適化。内見から家賃集金、業者への発注管理など、バックオフィス業務の自動化を実現し、不動産管理にかかる余計なコストを削減するとともに、ポストコロナの不動産経営にも対応するとしている。
「Residence kit」は、誰でも手軽にIoTの賃貸住宅を提供できるサービス。TATERUのIoT賃貸物件では、スマートロックや遠隔操作が可能なスマートライト、ウェブカメラなどのIT機器を備え、それらをコントロールするタブレット型のセントラルコントローラー、セキュリティシステムなどを提供し、8000戸以上の導入実績があるという。
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